気象とコミュニケーションデザイン代表 | 気象予報士 | suigaitaisaku.com主筆
■気象情報について考えていること
防災対策に情報を使う時には、大雨警戒レベルなどの丸暗記ではなく、自分の判断に役立つことがどのように情報の中に現れるかという視点で見ていくべきです。例えば「氾濫危険情報→川の危機」ではなくて、「川の危機→氾濫危険情報」といった具合に。そうすればいざ情報が出された時に、自分にとってそれが何を意味するのかがすぐに分かります。
防災気象情報は見るものではなく、自分への影響を見極めるためのもの。使い方を変えれば気象情報や防災情報はもっと災害時の意思決定に役立ちます。
そんなことを考えながら企業の危機管理担当者や一般の方に向けて気象情報の使い方に関する記事執筆や水害対応訓練の企画に関するオンラインレクチャーなどを行なっています。気象情報の使い方に関する本も執筆中です。
■プロフィール
2001年より愛知県内の自治体の防災担当として災害対策に従事。2005年より民間気象会社である株式会社ウェザーニュースのリスクコミュニケーターとして全国の自治体などに向けて数千回に渡り防災気象情報を提供。その後、民間シンクタンクの研究員として地域づくりやコミュニティ形成に関わる。2013年より奨学金を得てオーストラリア・クイーンズランド大学修士課程にて気象情報の利用に関する研究を進める。2014年に水害対策で世界の先端を行くオランダに拠点を移し、気象情報の利用や水害対策について調査・研究を行うとともに、世界銀行の防災分野のシニアコンサルタントとしてエチオピア政府防災局等を対象とした気象災害プロジェクトにも参画。危機管理とBCPの専門メディアである「リスク対策.com」上に連載を持ち、企業の防災担当者や住民向けに気象情報の利用方法について解説するオンラインの防災セミナーなども行なっている。国際基督教大学卒業。1977年、愛知県生まれ。気象予報士。
Communications for Social Change | Early warning & early action | Impact-based forecast | Weather literacy | Capacity building
Living in Rotterdam, The Netherlands
Invited by: Mitsuyo Watanabe
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October 19, 2021 | 147 | +1 | +0.7% |
September 12, 2021 | 146 | +3 | +2.1% |