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Updated: Apr 16, 2024
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ジュゴンが海草を食べに訪れる場所は、砂地の表面に浮泥が少なく、砂が白い場所に集中しています。その場所からは面状に海水の海底湧水が湧き出さいているので、比重の軽い浮泥は堆積できません。そのため、白い砂地が維持されていまます。また、ジュゴンの採食活動によっても、浮泥が除去されます。
農業では、農地土壌中の有機物が微生物に分解された無機態の養分で、作物が生長するとされています。しかし、海草が生育している土壌はおもにサンゴ砂であり、深く掘っても有機物の泥がありません。また、リーフの外の黒潮はプランクトンが発生しないほど貧栄養です。そのため、熱帯降雨林の生産量に匹敵すると言われる海草は生育地底質中で作られる養分ではなく、やんばるの腐葉土起源の養分を含む湧水で「水耕栽培」されていると考えられます。その養分は、山と海の間にある農地の土壌中も通過しているはずです。


農林水産業の基盤は、自然そのものです。言い換えれば、自然とは物質循環の宏大なシステムだと言えます。森の落ち葉、動物の死骸、人間が出す生活残滓も最後は微生物に分解されて元素に戻ります。漁業や農業はその仕組みを借りたものですが、1次産業の現場は、自分たちの産業基盤の重要性に対してあまりにも鈍感過ぎるのです。日本の国土の66%が森林であり、その林床の腐葉土から微生物によって毎年生産される養分は莫大な量のはずで、循環型社会の構築においてこの土壌表面近くを地下水とともに移動する養分と降水起源の酸素の活用が注目されるべきです。


世界最大、バレーボール大のマリモ🟢 マリモは湖底の面状湧水帯に分布する。マリモのおかげで、海にも面状に湧き出す湧水があるのではとの妄想を抱く。

そして、波打ち際から水深10mくらいの海底に、アミノ酸❗️と酸素❗️を含む海水‼️の海底湧水が面状に広く湧き出していることを発見する。

しかし、以下の理由で、川、湖沼、海の生物生産を支えている腐葉土🍂起源の養分と降水☔️起源の酸素を含む面状湧水の量がかなり減っていると推測する。
広葉樹林🌳にも、植林された針葉樹林🌲にも半世紀以上前から人手が入らなくなり山の保水力が大きく低下している。
側溝や護岸などのコンクリート構造物によって土壌表面近くの水循環が阻害されている。

山から海への土壌表面付近の水循環を修復することによって、豊穣の川、湖沼、海、そして大地を再生したい。そのために、各地の砂浜で海底湧水を可視化できる採水器で海水を汲み、海塩を作るワークショップをしています。

海底湧水は海水と塩分とミネラルバランスがほとほとんど同じなのに、苦くないので、ニガリを取らずに水分を蒸発させて簡単に食塩を作ることができます。

海水に比べて海底湧水は、そのまま飲んでも喉が渇かない、お湯で割って飲むとだし汁のような味がする、肌がベタつかない、目に入れても痛くない、入浴しても肌を刺すような刺激がないなどの特徴があります。その仕組みは不明です。

海底湧水の濃縮液と海塩は、塩というより森と海がもたらしたアミノ酸を含む究極の天然出汁、天然調味料です。

里海里山再生には、物語りづくりと同時に持続的に経済が成り立つ地域活性化が必要です。そのアイテムの一つが海底湧水の調味液と海塩、それらを利用した加工品です。

それを実現するための背景として、伝統的な里山里海の技術の応用によって、循環型社会の再構築が必要と考えてます。

「海底湧水が育む 浅海域生態系の仕組」 *海底湧水で検索して、pdfで読めます。

「山と里、海との循環。塩造りから始まる、瀬戸内版・持続可能な経済モデル。」 *ソトコト 塩 で検索して、pdfで読めます。 コロナの影響などでこの事業は中止されてます。

顧問をしているシーベジタブルでは、地下海水を汲み上げて陸上でスジアオノリの養殖をしてます。ホームページから購入できます。

ポケットマルシェの高橋博之さんと、「地下水脈でつながる山と海の物質循環の再生」などについて2時間対談してます。
*807回 とfacebookで検索して、聞くことができます。

facebookで情報を発信してます。 shogo.arai1

株式会社海藻研究所 所長

未利用海藻の商品化、磯焼け対策としての食用海藻の海面養殖、海底での「畑」づくり、海藻肥料の普及

強く想い、言葉にした妄想は現実化する。

Invited by: Rie Katanasaka

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